2014年5月23日金曜日

受験時代について・・

受験といっても高校・大学の話ではありません。
われわれ司法書士は国家資格のため試験を受け、そして合格しなければ、原則、司法書士にはなれません。原則、と書いたのは一部特例で資格が与えられるケースがありますが、あえてここでは特筆しません。
司法書士試験は毎年7月の第1日曜日です。確か今年も同じだと思います。思い起こせば、今のこの時期は完全に頭の中が煮詰まって、もうこれ以上勉強できない!という気持ちと、不合格の恐怖で一杯の精神状態だったと記憶してます。その煮詰まった状態で1か月後に知識と記憶のピークを迎え、そのまま試験日まで維持し、当日5時間で全部吐き出す(実際には知識は十分にあってもそれを当日吐ききれずに不合格となる人がごろごろいますが・・)という、まさに今考えれば、1日に大口決済を5件する(したことはありません!)以上の緊張とそれに耐えうる精神力を強いられる期間であったと思います。
何しろ・・受験時代というのは・・聞くも涙、語るも涙の、つらく、悲しい思い出しかありません・・。
と、言いつつまたいつか受験時代の話は書きます。

2014年5月21日水曜日

ザックジャパンいよいよ最終段階へ

来月のサッカーワールドカップに向けての合宿が九州で始まりました。そのあとアメリカでコスタリカ、ザンビアと前哨戦をしたのち、15日(日本時間)、いよいよブラジルで本番のコートジボワール戦に挑みます。全選手、万全の状態でその日を迎えてほしいと思います。
グランパスから唯一、トレーニングパートナーではあるが参加する高校生のキミ、けがをしないように、そして一杯吸収して帰って来て下さい。

2014年5月20日火曜日

わざわざ言うってことは・・

私たちが普段初めての人に会って自己紹介するとき、みなさん何を言いますか?今までの経歴であったり、趣味であったり、家族のことであったり、聞いた方に印象が少しでも残ることをアピールしようとします。もちろん私もそうです。そしてその際、当たり前のことはいいません。たとえば面接で、「私は挨拶はしっかりする人間です!」とか、「約束は必ず守ります!」とか、こんなことを言う人はあまり見かけません。こんなことを言ったら、「おいおい、あんたにとってそれって特別なことなの?」となります。だから当たり前のことは言いません。
前置きが長くなりましたが、先日こんな車を見ました。どこの会社かは忘れましたが、ばっちり社名の入った営業車に「私はたばこの吸い殻を捨てません」、と。コレってどんなんでしょう・・?
ずいぶん前、池上彰さんがテレビで言ってたことを思い出しました。国名です。当たり前のことは国名に表さないとのこと。たとえば「人民・・」とか、「民主主義・・」とか。普通、国民主権で民主主義であることは国家として当然の前提であるため、こんなことはわざわざ表記しないんだ、とのこと。そういえば今言った例えの2つとも表記されている国がありますね・・。わざわざ言うってことは・・。そういうことです。
そう考えると国名に「正義・・」とか「平和・・」なんてつく国家があったら怖いですね。

2014年5月19日月曜日

敷地権なし区分建物・・

その昔マンションなどがまだ少なかったころ、マンションは、土地と建物別々に登記されていました。普通の一戸建て住宅のように。建物はそれぞれの部屋(201号とか902号とか)ごとに登記されるので問題ないのですが、土地の登記は、そのマンション全員の共有の土地で登記される為、膨大な量の情報が登記簿に現れてきます。つまり201号に住んでいる住人がそのマンションの土地の登記簿を閲覧すると、ほぼ全部屋の住居人の情報が勝手に入手できてしまうわけです。自己持分のみの登記情報の取得はできませんから。そうなると、お隣さんや上の階の人の名前さえ知っていれば、だれそれさんは○○銀行でローンを組んでるとか、また、氏名が変わったとか、相続で誰が財産を引き継いだのか、とか・・。中には絶対これマズイだろうと思うのは、差押されたということまで分かってしまうことです。
もともと登記簿というのは誰でも(未成年でも、外国人でも)閲覧、取得できるものです。取得理由も法務局から聞かれません。このことを「公示」と言います。ですから、そういった意味で不動産についていえば個人情報はオープンにされています。しかし、だからといって意味もなく他人の不動産の情報を取得する人はそうはいません。取得にはお金もかかりますし。しかし敷地権がついていないマンションだと今言ったような事が起こってしまいます。見るつもりのなかった個人情報が、です。
われわれ司法書士は言わずもがな、厳しい守秘義務が課せれていますので、情報が漏れることは一切ないのですが、それでも、一般の方が容易に個人情報に触れられてしまうこの仕組みは、非常に危うさを感じてなりません。
ちなみに敷地権のついた区分建物(今のマンションはほとんどついてます)は、土地・建物一体となった区分所有(部屋)ごとの登記簿になっているから、このような問題は起こりません。

2014年5月13日火曜日

合同会社が登記申請人で・・

不動産登記申請で、その申請人が合同会社で、代表社員が株式会社の場合では資格証明書は合同会社の資格証明書だけか、株式会社の分も必要か。
つまり、甲合同会社の代表社員が乙株式会社で、その職務執行者が丙の場合、丙の資格証明として、甲の資格証明書に加えて乙の資格証明書も必要なのかということ。結論は、甲の分だけで良い、とのことでした。
平成20年までは株式会社乙の資格証明書まで要求されていたようです。へ~という気持ちとなぜかスッキリしない気持ちとハーフハーフ(真央ちゃんか!)。
一瞬迷います。合同会社は業務執行社員とは別に代表社員が必ず登記されています。その代表社員が法人であっても問題はありません。その合同会社の登記簿には本店 代表社員 乙株式会社 住所 業務執行者 丙、と登記されています。したがって甲合同会社の資格証明書で十分丙の資格が証明されていると考えます。なぜ以前は乙の資格証明書まで要求していたのでしょうか?
ちなみに申請書には、
権利者(または義務者)
名古屋市〇〇区~
  甲合同会社
   代表社員 乙株式会社
   業務執行者 丙
でした。
持分会社が出てくると、一瞬、うっ、となります。

2014年5月12日月曜日

サッカーワールドカップの代表が決まりました。

早いものでもう来月ですか、ワールドカップ。
本田選手が無回転フリーキックを決めたのがつい最近のような気がします。
国内組11人、海外組12人と、意外と国内組ががんばっているんだな~、という感想です。あと大久保選手選ばれましたね。よかったですね。
残念でならんのは、地元名古屋グランパスから1人も選ばれていないこと!1人も!!まぁ今のチーム状況からしてやむを得ないのか・・けが人ばっかりだし。
次の大会では(先の長い話だが・・)グランパスの選手が活躍してくれることを切に希望します。
あと、今大会では東京オリンピックをにらんで、高校生2名をトップ選手に交じって帯同させるとか。こちらも気になります。

2014年5月10日土曜日

本日は無料相続相談会です。

本日は、おかげさまで3名の方がご予約をしていただいています。
本当にありがたいです。

さぁ、気合入れて全力投球でやりますか!

2014年5月8日木曜日

首相失職って一体・・

タイのインラック首相が失職しました。なんでも政府高官の人事に対して職権乱用があったとか・・。それが憲法違反で憲法裁判所(日本の最高裁か?)で違憲とされ、判事の判断で失職つまりクビになったとのこと。最初これを聞いたとき???でした。中学で習った三権分立は存在しないのか?そもそも職権乱用はダメだよ、とわざわざ憲法に記してあることに??でした。職権乱用でよっぽどひどい過去の歴史があったんだろうな~、と容易に想像されます。
これ以上深くは突っ込んで書きません。とりあえず第1回のブログの公約どおり政治問題について書きました。もうたぶんないと思います。
あと、どうでもいい情報なんですが、この首相、私の先輩の司法書士に似てる・・(美人さんでという意味で)。

2014年5月7日水曜日

支部の活動

私の所属しています愛知県司法書士会にも数々の支部があって、その中の名古屋中央支部というところに私は現在所属しています。
支部のクラブ活動としてソフトボール部があり、野球関係は子供の頃の、子ども会のソフトボール以来という経験でありながら、私も参加させてもらっています。
そして昨日、今年最初の活動があり、お隣の春日井支部の方々と練習試合などして、好天にも恵まれ非常に楽しい時間を過ごすことができました。ヘタくそでもなんでも楽しいものは楽しいです。駆け出し司法書士であるため、先輩方と交流を計り、業務の勉強になれば、との気持ちから始めたのですが、業務など一切関係なく楽しんでます。そもそも仕事の話など一切なし。当たり前ですよね、休日の青空のもと仕事の話なんかする方がおかしい、ってなもんです。
で、内容はよくあるシロウトソフトボール(お前に言われたくないと言われそうですが)によくある乱打戦、ワンエラーで大量失点というやつです。でもこの方がかえって私には楽しく感じました。めちゃくちゃ早いタマ投げて、鉄壁の守備で1点も取れず、これじゃぁつまんないじゃないですか。
しかし、野球は上手い人はめちゃくちゃ上手いですね。日本は野球人口が多いだけあって普通にいますね、そんな人が。たまげます。
ところで、こういった支部の活動も積極的に参加する人は大体決まっているようです。中には、そんなのは内向きな集まりだとか、同業者同士で仲良くなっても仕事に結びつかん、などと言っている方も見えるそうです。レクレーション相手に正論ぶちまけてどうすんだ、アンタ!、というのが私の感想です。また、部活動はともかく、1年に1度の支部総会や懇談会にすら全く顔を出したことがないという方もみえると聞いたことがあります。
どうも司法書士業界は、一人大好き人間が多いような気がしてならんのだが・・。気のせいだろうか・・。

2014年5月2日金曜日

灯台下暗し・・

先日事務所に不動産登記の相談に来ていただいたいたお客様の話です。
「いや~、誰に聞いていいかわからんで困っとったら、ちょうどあんたが来てよかったわ~!」
私は相続相談会の案内を近所の皆様に御配りしています。なにげなくその方にお渡ししたのですが、なにぶんこちらはお一人お一人のお顔まで覚えていません。その方が3日後来られた時の第一声でした。
相談内容はともかく、私がびっくりしたのは、その方のご自宅のすぐ近くに司法書士事務所があったのです。目と鼻の先に。その方曰く「そこに司法書士事務所があるのは知っとったけど、そこが何やっとるかは知らんわな~。」でした。私の案内には、相続、遺言、贈与、後見とバシッと書いてあったため「あ~コレコレ!」と感じて頂いたようです。
その事務所は大きな事務所で、私などとても太刀打ちできないほどの規模なのですが、お足下の近隣住民の方々へのアピールはどうだったのでしょうか?事務所の考え方や、経営方針もいろいろあるでしょうから何とも言えませんが、ツテもコネもない私はコツコツと営業活動するしかありません。しかも隅々まで。お客様のニーズを掘り起こすべく地道な営業活動は泥臭く地味ではありますが、この方法が何年後かに地域の皆様に信頼される一番の近道かな、と思っています。

2014年5月1日木曜日

相談会にて

無料相続相談会を開いて半年以上が過ぎました。
おかげさまで、1日に3~4名来ていただける日もあれば、
ゼロの日もあります。
内容は千差万別なのですが、
びっくりするのは、
「土地の名義変更って誰に頼んでいいか教えて!弁護士さん?税理士さん?」
と司法書士の私に相談する方が見えます。
思わず、「ハイ。目の前にいる人です!」と言ってしまいそうになります。
登記を普段の生活で意識している人は司法書士を除いて皆無ですから、
仕方ないといえばそうなのですが・・。
私もさすがにこの質問には、司法書士のメイン(私は今でもの登記がメインだと考えています)の分野である登記業務すら世間様に認知されていないのか~・・と、ため息をつきたくなります。
司法書士。ネーミングに問題があるのですかね?かといって登記士では内容に偏りがあり過ぎてこれもダメ。
司法書士ってどうしても裏方さんで、弁護士さんや税理士さんのように表に出る職種じゃないからですかね(かといって別に裏稼業でもないのですが・・)。
にしても、この件は、やや問題だと感じました。