2014年10月28日火曜日

またまた信託・・

信託活用勉強会の第2回目を行いました。テーマはF・A(ファミリーアニマル)信託。
受益者が受ける受益権の内容が一体何になるのか、そうなると受益者は誰なのか・・?受益者死亡後の二次受益者ははいったい誰なのか・・?
元本受益権と収益受益権の振り分け方は・・。
信託監督人は受託者を監督するのか、受益者の監督をするのか・・。
受託者として法人を立ち上げる必要性があると考えられるケースは何か・・。
残余財産が帰属する帰属権利者が清算受託者になって、元本受益権を取得することについて・・。
その他いろいろと議論が行われましたが、分からないことだらけです。
信託は『コレ』といったマニュアル的なものは存在しません。なぜなら、『依頼者の願いが叶う、想いが実る』が信託の究極のテーマであるため、一人一人の想いは千差万別であるからです。一応に対応できるスキームは作りますが、『実際はこのスキームから少しずつズレて行ってしまう』ことを想定しておかなければなりません。
依頼者とのよほどの信頼関係を築かなければ、この信託を扱うことはできないと思います。