後見業務と言っても財産管理だけではありません。
もちろん被後見人さんとの面会も必要な業務の一つです。認知症の方ですと、家族すらわからないのに、私のことなど当然に『どちらさん?』となるわけです。それでも行って、会って、健康状態を確認する必要があります。その際、主治医との面会も必要に応じて行います。後見人が付いたことを知らないままの主治医もいますので、最初の説明には時間がかかります。身分証明等の提示も必要です。主治医は、『万一の連絡先は後見人さんのところにしますか?』なども聞いてくるので、あらかじめ家族の方と相談しておいた方が良いでしょう。