2015年4月2日木曜日

後見監督人・・

有名なラジオ番組、テレホン人生相談。U-tubeで過去の放送がアップされており、その中に後見監督人に関する相談があったのでつい聞き入ってしまった。
なにやら娘が認知症の親の後見人に就任しており、司法書士が監督人と言う案件。ありがちなパターンである。
で、被後見人の資産はもともと5,000万円程で、何やら、監督人の年間報酬が17万円、14万円、13万円とここ数年下がってきていたものの、今年の報酬が18万円になって納得がいかないとの相談。話を聞くとここ数年で資産が少しずつ増えている様なので、しょうがないよな、と思って聞いていた。
何しろ、そんなことこんな電話相談ではなく専門家に直接相談しろよ、と言いたいが、相談者は納得がいかずに怒っている様子。
「書類は全部私が作っていて、その司法書士は年に1回書類を取りに来るだけで、なんでこんなに掛かるんだ」と言いたいらしい。
何とも耳の痛いハナシである。
そこは上手く相談員の弁護士が、「いや、後見人はあなただから書類一切を作成するのは当たり前だ。それに対してチェックするのが監督人の仕事だから、それが普通なんだ。」と。さらに、「その代わり、後見人に不正があってそれを見抜けなければ監督人が大きな責任を負うのがその役割なんだ。だから専門家が付くのだ。」と。

ありがとう。よく言ってくれた。下で散々弁護士の悪口言ってすまなかった。
しかし、報酬・・安いな・・。