2015年7月23日木曜日

銀行さん・・

後見人をしていると、通帳の名義の書き換えが必要になってくる。つまり、被後見さん名義のお通帳を、後見人の名義に変更するのである。そうしないと財産管理などできないからである。
その手続きに対して、金融機関へ直接出向いて、手続きをするのであるが、金融機関さんによってその対応は全くバラバラである。以前にも同じようなことを書いたが、慣れていないところは、書類作成だけで1時間は掛かる。担当者の表情も硬く、いかにも不慣れな様子が隠しきれない。もちろん不慣れであっても最終的に手続きさえ済めば問題はない。
逆に慣れている金融機関は、書類の通数も、こっちが拍子抜けするほど少なくて、担当書の表情も余裕が感じられる。
この先、高齢化に伴い、後見人が付くケースがどんどん増える見込みであるが、金融機関さんに聞くと、ほとんど後見人の手続きはやったことが無い、と答える金融機関さんが多いのにはびっくりする。
今後は金融機関さんも研修などで、この制度についての対応を学んでいく事になるのであろう。