2014年7月18日金曜日

嫡出推定・・

昨日、血縁のない父子間の親子関係についての最高裁判断が出ました。
最高裁は、親子間の実際の血の繋がりより、民法772条の法律の条文を重んじました。ここでは原告の母親は、嫡出性『無効』を争っているのであって、嫡出性『なし』を主張しているのではないということ。そして結果『無効取消』との判断。そして、嫡出否認の訴えは『夫』のみ主張出来るため(民774)母親から嫡出否認の訴えは出来ない。だからもう母親としてはお手上げなんですね。
しかし、『子の法的安定性を重視するため』との裁判所の判断、私は正直、『はぁ?』です。もう民法の鮮度も限界をとっくに超えていますね。
                       以上
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