2021年2月19日金曜日

遺産分割

先日、お客さんから相談された相続登記の件でのことです。

内容は、

相続人が何人か(仮に5名)いて、このうちの数名(仮に3名)にすべての財産をそれぞれ3分の1づつの割合で相続させる旨の遺言がある。さらに、

この3名の話し合いで相続分を分けてもよい(つまり遺産分割協議をしてもよい)ということも書かれている。

このような状況で、遺言と遺産分割協議書を添付してはたして相続登記ができるのか、という疑問がわきました。民法907条の遺産分割の条文に「共同相続人は」とあり、この共同相続人の定義に当てはめると、果たして遺言で指定された3名だけでよいのかという疑問です。

いろいろと調べてみたものの、なかなか回答らしい書物も見当たらず、仲間の司法書士や弁護士先生にも聞いたりした結果、「できない」派が多数ではあるものの、決定的な見解は出ず、藁をもすがる思いで法局へ照会をかけたところ、意外な回答が出ました(1か月ほど待ちましたが・・)。

登記研究565号141項に答えがあるとのお返事。

「できる」が答えでした。

このあと、登記は出来たとしても、残りの2名が異議を訴えて法廷に事件を持ち込んだ場合、登記先例があるという理由で2名は負け、となるのでしょうか。

また解らなくなってきました。

2021年1月6日水曜日

2021年

本年も杉森オフィスをよろしくお願いいたします。

昨年はコロナのおかげで大変な年でした。今年のうちにワクチンがすべての人にいきわたり、コロナが終息することを期待したいです。

無理かな・・。

杉森オフィスの昨年の業務は、登記、成年後見、任意後見、財産管理は今まで通りですが、家族信託も実践しましたし、まさかの供託手続きのご依頼もあり、何とかコロナ禍を乗り切ることができました。これもすべてお客さまのおかげです。コロナ禍の中、わざわざ事務所まで足を運んでいただいた多くのお客さまには心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

とはいっても、コロナ禍はまだ進行中。今年はどうなるかわかりません。また一から出発です。

うちの事務所とは関係ありませんが、昨年末に司法書士試験の合格発表がありました。いつもはたしか9月末か10月でしたが、コロナの影響で試験が遅れ、発表もずれ込んだようです。合格者のうち、名古屋地区(愛知、岐阜、三重、北陸地方)は全員でたったの44名。本当に少なくなりました。

司法書士、不人気なのでしょうか。以前にも書きましたが、ライバルが減ってよかった、とまで言っていられないほど、あまりの少なさにびっくりです。



2020年1月6日月曜日

新年早々

新年早々法務局でのシステム障害が発生しています。おかげでオンラインでの登記申請ができません。
困ったものです。

本年もよろしくお願いいたします。

新年あけましておめでとうございます。
杉森オフィスも昨年10月に開業7年目を迎え、また一つ新しい年を迎えることができました。これもひとえにこれまで支えてくださいました皆様のおかげだと心より感謝いたしております。
昨年は、登記業務、後見業務、訴訟業務に加え、民事信託業務、死後の財産管理業務も行い、新たな挑戦の年となりました。本年も昨年と同様、新たな業務を積極的に行い飛躍の年にしたいと思っています。そのためにも、初心を忘れず、仕事は一つ一つ丁寧にそして真剣に向き合う心構えをもって挑んでいきたいと思っています。

みなさま、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

2019年5月22日水曜日

社会福祉法人あさひ会さん・・

本日は社会福祉法人あさひ会さんの創立記念祭に出席させていただきました。
41年の歴史を誇るあさひ会さんは、知的障害者福祉法に基づく作業場を伴う通所施設で、自立に必要な生活や作業の訓練を行い社会的自立を促すことを目的としています。
今日の記念祭では、利用者さんはみんないきいきと練習の成果を発表し、明るく楽しい雰囲気で記念祭が行われたことに、法人の理事として嬉しく思い、また、施設の職員の皆様、保護者の皆様にあらためて感謝する機会となりました。
私もこの法人運営を携わる一員として、ほんとうに微力ながら、今後も精一杯お手伝いをさせていただきたく思います。

2019年2月5日火曜日

定款認証の際の申告書・・

はやいものでもう2月。暖冬でしょうか、雪が降りませんね、名古屋は。
先月、会社設立の定款認証の際の新制度の書面である、実質的支配者となるべき者の申告書を公証役場に提出、申告しました。
要するに設立する法人の実質的支配者が暴力団員やテロリストではありませんよ、という申告書です。この申告でいったいどれだけの効力があるのかは甚だ疑問ではあるが、公証人役場には暴力団員やテロリストといった人物のデータベースがあって把握するのだそうだ。すごいですね、と言いたいとこだが、定款認証の嘱託人である我々司法書士の名前も申告書に記載するのであるが、コッチがデータベースに引っかかるといったシャレにならないことがたまにあるらしい。公証人が言っていました。
ちなみに私の名前は引っかかりませんでしたよ。

2018年12月29日土曜日

本年もお世話になりました。

平成最後の仕事納めも済んで、今日は事務所で年賀状づくりです。
本年も多くのお客様のおかげで無事年越しを迎えることができました。本当にありがとうございました。
くる年も皆様にとって素晴らしい年になることをお祈り申し上げます。

今年はブログの更新が少ない年になってしまいました。反省です・・

2018年11月6日火曜日

未成年後見・・

未成年後見の相談がありました。
未成年後見の指定は遺言でできます。民法839条です。この遺言は最後に親権を行うものに限られます。また、家裁で未成年後見人の選任を請求することもできます。民法840条です。未成年被後見人や親族、利害関係人の請求によってです。
839条を利用した場合、未成年後見人に指定されたものが、行政機関に届け出ることによって戸籍に記載され、未成年後見の業務を行います。この場合、家裁はだれが未成年後見人に就任したか知る術がありません。つまり、遺言で指定された未成年後見人は家庭裁判所の管理下にありません。就任報告、定期報告もありません。したがって、監督機関としての未成年後見監督人を検討する必要があると言えます。
未成年後見人は、「親の代わり」に限りなく近いので、専門家が就任するケースは稀でしょう。しかし、チェック機関としての監督人として専門家が就任することはあるでしょう。
私はこちらの経験はないのですが、専門家としての覚悟というか心得は持っていたいものです。

2018年8月10日金曜日

初心にかえって・・

事務所の引っ越しも無事済んで、新たな気持ちで再出発です。
先週末に荷物の搬送が済んで、今週から本格的に新事務所の稼働が始まりました。5年前、同じビルの8階のワンルームに事務所を構えて、不安いっぱいで開業したのがついこのまえのように感じます。当初は休む間もなく必死に頑張り、1年、2年とたつにつれて何とかお客様にも恵まれ、あっという間に5年が経ちました。
そして平成30年8月3日、杉森オフィスの新たな航海の始まりです。この日は「司法書士の日」です。日本一マイナーな記念日です。その日をあえて船出の日に選んでみました。
司法書士という仕事が大好きな私にとって忘れられない記念日になりました。
さぁ、頑張るか。

2018年7月18日水曜日

事務所移転のお知らせ

杉森オフィスも開業して5年になりました。
その間多くのお客さま、司法書士の仲間や先輩、他士業の先生方に支えられながら、なんとか5年やって来られました。本当は、皆さまに直接感謝の気持ちを伝えたいのですが、この場をお借りしまして、改めてお礼申し上げます。
杉森オフィスはこの8月で事務所を移転します。
白壁ビル内の8階から4階へ異動します。今の事務所がそろそろ手狭に感じてきた中で、移転先の部屋の方からお声が掛かり、せっかくのご縁と思って異動することを決心しました。
杉森オフィスも今年の10月より6年目に入ります。皆さまへの感謝の気持ちを忘れることなく、これからも司法書士業に励んでまいりたいと思います。