2014年10月28日火曜日

またまた信託・・

信託活用勉強会の第2回目を行いました。テーマはF・A(ファミリーアニマル)信託。
受益者が受ける受益権の内容が一体何になるのか、そうなると受益者は誰なのか・・?受益者死亡後の二次受益者ははいったい誰なのか・・?
元本受益権と収益受益権の振り分け方は・・。
信託監督人は受託者を監督するのか、受益者の監督をするのか・・。
受託者として法人を立ち上げる必要性があると考えられるケースは何か・・。
残余財産が帰属する帰属権利者が清算受託者になって、元本受益権を取得することについて・・。
その他いろいろと議論が行われましたが、分からないことだらけです。
信託は『コレ』といったマニュアル的なものは存在しません。なぜなら、『依頼者の願いが叶う、想いが実る』が信託の究極のテーマであるため、一人一人の想いは千差万別であるからです。一応に対応できるスキームは作りますが、『実際はこのスキームから少しずつズレて行ってしまう』ことを想定しておかなければなりません。
依頼者とのよほどの信頼関係を築かなければ、この信託を扱うことはできないと思います。


2014年10月24日金曜日

女子大小路・・

名古屋の繁華街のひとつに女子大小路というのがあります。通称「女子大」。
今の東急ホテルの場所に、昔、中京女子大学があって、その名残で今でもこう呼ばれている地域です。名古屋でもっとも有名な繁華街「錦三丁目」は高級クラブや居酒屋が多いのに比べ、「女子大」は外国人系のお店が多く、デンジャラスな香りがプンプンする地域です。ちなみにもう一つの繁華街「住吉」地区はクラブが多く、若い遊び人の街。
その「女子大」の夜、久しぶりに歩いたのですが・・、
夜7時なのに深夜2時のような人通り。まったく人が歩いていないのです。そりゃあ給料日前ってのはあるけど、それにしてもびっくりするくらいその界隈は人通りが少なかったです。
一体この繁華街に何があったのでしょう・・。

2014年10月23日木曜日

某大手量販店・・

私の嫁さんは、温厚な性格で滅多に人のことを悪く言いません。その嫁さんがどえらい怒っていました、昨晩。
嫁さんが近くの某大手量販店で、息子の修学旅行に持たせるために折り畳み傘を買いました。6月でしたのでもう4か月前でしょうか。その傘が、2回ほどしか使わないのに壊れたそうです。私も見ましたが、骨が破損していて、傘が開きません。また、別のタイミングでも同じお店で折り畳み傘を買い、やはりたった数回ほどで壊れました。これでは嫁は納得がいきません。しかし買った時のレシートはもうとっくにありません。それでもと思い、某量販店の傘売り場に嫁は行きました。とりあえず商品を置いて帰宅、しばらくして、お店側より電話がありました。店員曰く・・
「この商品は中国製なので直せません」
嫁はカンカンです。私としては、レシートも無いし、1,000円程の商品だからあきらめた方が早いんじゃないかとなだめます。それにしても・・
「中国製なので直せません」には笑いました。じゃあ、あんたの店の商品で中国製もしくは東南アジア以外の商品なんて無いじゃん!それでは、「うちで買った商品は使い捨てですですよ。環境に悪いですよ。」と言っているのと同じじゃないか。もう少しほかのいい方考えろよ、と思いました。
傘程度ならあきらめますが、旅行用のキャリアケースなんか、絶対ここでは買えないな、なんて嫁と話していました。
店の信用、ガタ落ち・・。

2014年10月17日金曜日

公証役場・・

今週、立て続けに公証役場へ行く機会がありました。
公証役場、普通に生活していて行く機会はめったにありません。私も司法書士になるまで、行ったことありませんでした。試験で、『公証人の手続きの効力は強力だ』、ということを何となく習っただけです。実際に会ったことはありませんでした。
まず、一般の方でしたら公正証書遺言で行く機会があります。それぐらいでしょうか。会社を設立する際の定款の認証もわれわれ司法書士が代理で行きますので、設立者は行きませんね。あとは契約書(お金の貸し借り)の作成です。これは絶大な効力です。執行証書(執行承諾文言が必要)といい、強制執行する際の債務名義(許可書のようなモノ)になります。訴訟などめんどくさいこと無しに、いきなり差押です。それだけ公証人の信用力は大きいということです。公証人さんは、司法試験に合格され判事、検事を長く経験された方や、法務省法務局長を経験された方です。
そんなこと言うと、とてもとっつきにくい存在かと思うかもしれませんが、私が今までお世話になった公証人さんは、みなさまとても穏やかで優しい人ばかりです。

2014年10月15日水曜日

光ネットワーク協同組合さま・・

光ネットワーク協同組合さまの顧問司法書士に選任されました。
実際には来年1月から就任ということですが、選任していただきました理事の皆さま、誠にありがとうございました。この場をお借りしまして、御礼申し上げます。
杉森オフィスでは、各組合員さまの利益になるべく各種提案をすでに用意しております。随時、各社長様にご挨拶させていただく際に、ご提案させていただきたいと思います。
気合が入ります。

2014年10月14日火曜日

台風一過・・

今日は台風一過の素晴らしい青空。
名古屋に住んでいて、台風で『こりゃ、やばいよ』と思うルートは、紀伊半島から入って琵琶湖を北上して、福井県側へ抜けるルート。これは、ほんとに『ヤバい』です。10年以上前に経験しましたが、道路や工事現場によくある赤いあのプラスチックの三角のポールが空高く10メートル以上舞い上がったのを目の前で見ました。今回は、琵琶湖の南を東進して、名古屋に直撃。風はまあまあ吹きましたが、思ったより名古屋での被害は少ないようでした。
台風直撃、不謹慎ですが、わくわくしてしまいます(スミマセン)。

2014年10月9日木曜日

中小企業いじめ・・

平成27年施行予定の商業登記法改正・・。
久しぶりに改正法について触れてみます。
この改正は中小企業への圧迫です。それは、監査役の監査範囲の限定が登記事項になるという改正だからです。会社法389条の『定款の定めによる監査範囲の限定』は、ほとんどの中小企業の定款で定められています。この規定のない中小企業など今のところ私は見たことありません。そして、この規定は登記事項ではありません。ところが27年改正にはこの規定が登記事項になります。そして、登録免許税は、定款変更の区分による3万円です。この登記を次回の監査役の変更(就任、重任、退任)登記までにする(当局は、これを一応の猶予期間と言っている)必要があります。したがって、施行後最初の監査役変更登記は4万円の登録免許税です(資本金1億円以下)。
ひどいもんです。3万円て大きいですよ。
司法書士会連合会では、この猶予期間を、むしろ一定期間内(例えば施行後1年以内)の登記は非課税にするよう提言してます。そうすることで率先して登記を促すということです。そうでないと、施行後監査役の任期を10年に伸長して、ギリギリまで引き延ばす、なんてことも起こり得ると懸念するからです。
おかみはいつも後出しじゃんけんばかり・・。

2014年10月7日火曜日

噴煙・・

台風一過による晴天で、今日御嶽山の噴煙が見えました。
私の住んでいる守山区からでも、空気が澄んでいるときは、大変大きく御嶽山を望むことができます。そして9月27日の噴火から、今日、初めて御嶽山が見えました。縦に一筋はっきりとその噴煙が確認できます。あの山頂で・・、100キロ近く離れたここから肉眼で見ていると、何とも言えない悲しさやら無力さを感じます。まさに今、目の前に行方不明者のいるその場所が見えているわけですから。
これから先ずっと、御嶽山を見るたびに、きっと今日見た噴煙のことを忘れないでしょう。

2014年10月4日土曜日

街の風景・・

本日10月最初の相談会です。
相続無料相談会を開催して1年が経ちました。この下之一色という町は、昔からの漁師町で、昭和の風情のある建物が今でも残っている町です。そのせいか今でも時々テレビの撮影がやってきます。そして、会場のあるところは、町の中心にある商店街の中にあり、人通りも以前は多かったところです。人の話によると、昭和40年代頃のこの近隣の人は、『名古屋の中心街にまで遊びに行くか、下之一色商店街に遊びに行くか』といったぐらい、それはそれは栄えていた商店街だったそうです。八百屋、肉屋、魚屋、はもちろん、雑貨店、衣料品店、おもちゃ屋、書店、飲食店、映画館まであったそうです。銭湯もいくつかありました。老若男女、多くの人がこの街にやって来ていました。
時代が変わり、今はその面影はありません。少子化の影響というよりも、ちょうど団塊ジュニアの私たちの世代がこの商店街から流出してしまったせいで、子供の数が激減しました。今では街を歩いている人は、乳母車を引いて歩くお年寄りの方が目立つようになりました。また、平成の初頭に大型ショッピングセンターが近くにできて、商店街も今ではほとんどのお店が消えてしまいました。幾つかあった銭湯も残すところあとひとつだけです。
今日、すぐ近くの幼稚園で、運動会が開催されています。今までは別の広い場所でやっていたそうですが、今年は幼稚園の小さなグラウンドでやることになりました。子供の数が減ったからだそうです。しかもその子供たちも、商店街の子供よりも少し離れた所の子供たちのほうが多いそうです。
いま、 子供たちの大きな声と、保育士さんの掛け声が商店街に響いています。その親御さんたちもいっぱい集まって、多くの人が商店街を歩いています。なぁ~んだいるじゃんか、いっぱい子供が、若いお父さんお母さんが・・。今日一日は、にぎやかになりそうです。何十年前かの街の風景のように・・。

2014年10月2日木曜日

参加してきました、法の日の相談会・・

昨日の法の日の無料相談会、思った以上のご来場でした。
13時から16時までの担当でしたが、結構ひっきりなし、という感じでのご来場でした。やはり市の広報の影響はすごいですね。結構な方が見ているようでした。せっかくの機会ですので、本当に多くの方に利用していただきたいと思います。
私も参加させて頂いて本当によかったと感じています。勿論、次回もこの様な機会があったら参加させて頂きたいです。

2014年10月1日水曜日

法の日です・・。

10月1日は法の日。まったく馴染みのない日ですが、一応そうです。
国民に、法の果たす役割や重要性を知ってもらうために法務省が設けた日、です。役割や重要性と言ってもねぇ~・・。そんなこと考えたこともないのが一般的ではないでしょうか。で、ありますから、司法書士としても法の日の趣旨の役割を担うべく、無料相談会なるものを各会場で開催します。(詳しくはhttp://www.ai-shiho.or.jp/ps/qn/guest/news/showbody.cgi?CCODE=0&NCODE=57
とにかく今日はそんな日なので、私も午後からは、司法書士の無料相談会に区役所まで行ってきます。市の広報でも紹介しているため、なんでもお年寄りの方が朝から並んで待っているところもあるとか。
せっかくなので、私の担当時間に誰も来ずに終了、というのだけは避けたいところです。