2014年10月4日土曜日

街の風景・・

本日10月最初の相談会です。
相続無料相談会を開催して1年が経ちました。この下之一色という町は、昔からの漁師町で、昭和の風情のある建物が今でも残っている町です。そのせいか今でも時々テレビの撮影がやってきます。そして、会場のあるところは、町の中心にある商店街の中にあり、人通りも以前は多かったところです。人の話によると、昭和40年代頃のこの近隣の人は、『名古屋の中心街にまで遊びに行くか、下之一色商店街に遊びに行くか』といったぐらい、それはそれは栄えていた商店街だったそうです。八百屋、肉屋、魚屋、はもちろん、雑貨店、衣料品店、おもちゃ屋、書店、飲食店、映画館まであったそうです。銭湯もいくつかありました。老若男女、多くの人がこの街にやって来ていました。
時代が変わり、今はその面影はありません。少子化の影響というよりも、ちょうど団塊ジュニアの私たちの世代がこの商店街から流出してしまったせいで、子供の数が激減しました。今では街を歩いている人は、乳母車を引いて歩くお年寄りの方が目立つようになりました。また、平成の初頭に大型ショッピングセンターが近くにできて、商店街も今ではほとんどのお店が消えてしまいました。幾つかあった銭湯も残すところあとひとつだけです。
今日、すぐ近くの幼稚園で、運動会が開催されています。今までは別の広い場所でやっていたそうですが、今年は幼稚園の小さなグラウンドでやることになりました。子供の数が減ったからだそうです。しかもその子供たちも、商店街の子供よりも少し離れた所の子供たちのほうが多いそうです。
いま、 子供たちの大きな声と、保育士さんの掛け声が商店街に響いています。その親御さんたちもいっぱい集まって、多くの人が商店街を歩いています。なぁ~んだいるじゃんか、いっぱい子供が、若いお父さんお母さんが・・。今日一日は、にぎやかになりそうです。何十年前かの街の風景のように・・。