2016年5月11日水曜日

呆然・・

以前ここで書きました脳梗塞になったおばあちゃん、その後私への補助人選任審判が4月末に出て、2週間の確定期間待ちが過ぎ、この連休明けで確定しました。
おばあちゃんは、リハビリの効果があったようで、杖をついてではあるが歩行も出来るまで回復しました。今月末の退院へ向けて、本人も一層リハビリに励んでいました。
そのおばあちゃんが、先日、わたしの目の前で倒れました。
脳出血を引き起こしたのです。
病院内でしたので、看護師や医師がすぐに対応できましたが、意識がなくなってしまいました。
緊急手術のできる総合病院に救急搬送することになり、医師から、転送先の病院での手術同意書の話が出ました。
おばあちゃん、身寄りと言っても音信不通、絶縁状態となった兄弟がいるのみで、付き添うのは私しかありませんでした。
救急車で緊急外来窓口から集中治療室へ搬送され、その後、医師の説明を受けました。以前の脳梗塞を診断した医師です。「説明する相手は、あなたしかいないから」と告げられ、CT画像の説明がありました。
「脳の出血範囲が広すぎました。意識は、今後戻ることは、もうありません」
今でもあの光景が忘れられません。
涙が溢れました。本当です。
入院手続をして、病院を後にしたのは、7時過ぎ。
2時半におばあちゃんと病院で待ち合わせして、5時間後にはもう二度と会話することも出来なくなりました。

これから、補助開始の取消しと後見開始の申立をします。
あと、帰りを待っていたご近所のかたに報告に行きます。

なかなか、つらい仕事です。