2015年3月23日月曜日

福祉と法律家・・

先週末、わたしが所属する福祉綜研のセミナーのお手伝いと懇親会に参加してきました。
今回で2回目のセミナーも、前回よりさらに参加企業さんが増えて、先日は20名を超える方がお見えでした。
これも理事長たちの営業が功を奏しているのと、なんといっても、講師の志賀理事の手腕が大きいと感じます。この志賀理事は社労士ですが、福祉業界に精通し、その研究は深く、そして長いです。この志賀社労士のセミナーは、結構人気(本人に失礼ですが・・)で、企業の新人研修にも呼ばれるほどです。2時間通しでしゃべるのですが、この話術がまた巧みで、わたし自身、福祉関連のことよりも、この話術を勉強しに行っているようなものです。
そんな福祉綜研ですが、セミナー後の懇親会で、とあるコンサルタントの先生より『先生(私のこと)、なんで、司法書士さんが福祉なんかに入ってくるのですか?もっと儲かる仕事有りますでしょ?』このコンサルタントの先生、別に悪意で言っているのではなく、福祉の世界に法律家は珍しいようなのです。
そうですね、確かに私も深くは考えたことはありません。強いて言えば、福祉関連の業界はこれからもっともっと伸びる業界だから、需要が減ることは考えられない業界だから、が理由でしょうか。その中で、自分が勉強している信託の分野で、福祉のお世話になっている方々のお手伝いをできることがきっとあるのではないだろうか、そう考えたからです。
ですから、いずれ私がセミナーの講師が回ってきた時には、こういったいきさつから話し始めることになると思います。なんで司法書士が福祉の世界に?と言う疑問に答えるために。