2015年9月14日月曜日

商業登記・・

商業登記については、事務所によってその頻度に差があります。
登記事件の半分をその商業登記が占めている事務所もあれば、全くやっていない、つまり不動産一辺倒の事務所もあります。
それはその事務所の経営の問題ですので、どちらが良いということはありません。不動産のみでメシが食えれば、それはそれで羨ましいものです。
以前にもここで書きましたが、税理士さんなど、他の士業さんからの下請け的に、商業登記を引き受けている事務所は結構多いものです。私も税理士さんから懇意にして頂いて、登記の依頼を頂いています。もちろんありがたいと感謝いたしています。しかしそれ以外にも、やはり、直接、企業の経営者様と懇意になっていきたいとも思っています。実際、そのお客様の顔を思い浮かべながら、書類作成をした方がなんとなく気持ちの入り方も違うものです。作成する登記申請書に差はないのですが、気持ちの問題でしょうか。
また商業登記は、不動産登記と違って、一定の顧客から、常に、連続的に依頼が来るものではないので、幅広い社長さんとの繋がりと、深い信頼関係を築くまでの作業が求められます。
商業登記の頻度を上げるためには、営業力が試される所ですね。