2014年5月2日金曜日

灯台下暗し・・

先日事務所に不動産登記の相談に来ていただいたいたお客様の話です。
「いや~、誰に聞いていいかわからんで困っとったら、ちょうどあんたが来てよかったわ~!」
私は相続相談会の案内を近所の皆様に御配りしています。なにげなくその方にお渡ししたのですが、なにぶんこちらはお一人お一人のお顔まで覚えていません。その方が3日後来られた時の第一声でした。
相談内容はともかく、私がびっくりしたのは、その方のご自宅のすぐ近くに司法書士事務所があったのです。目と鼻の先に。その方曰く「そこに司法書士事務所があるのは知っとったけど、そこが何やっとるかは知らんわな~。」でした。私の案内には、相続、遺言、贈与、後見とバシッと書いてあったため「あ~コレコレ!」と感じて頂いたようです。
その事務所は大きな事務所で、私などとても太刀打ちできないほどの規模なのですが、お足下の近隣住民の方々へのアピールはどうだったのでしょうか?事務所の考え方や、経営方針もいろいろあるでしょうから何とも言えませんが、ツテもコネもない私はコツコツと営業活動するしかありません。しかも隅々まで。お客様のニーズを掘り起こすべく地道な営業活動は泥臭く地味ではありますが、この方法が何年後かに地域の皆様に信頼される一番の近道かな、と思っています。