2014年9月18日木曜日

司法書士の営業・・

先日、『営業とは・・』と題してコメントしました。では司法書士の営業とは・・?
いろいろありますね。
銀行さんや不動産屋さん、ハウジングメーカーさんへの営業はごく普通のことです(やってるがどうかは別として)。それ以外にはどうでしょう。
ネットを駆使して全国からお客さんを呼び込む手法で稼いだ司法書士も知っています。逆に、地味に足場固めのご近所などへのポスティングなんてのもあります。
あと、他士業さんへの売り込みも一つです。税理士さんや社労士さんは企業とのつながりが多いので、それら士業さんへの営業も重要かもしれません。
また、地域の企業さんの集まる団体が数多くあります。そのメンバーになり、司法書士を売り込む営業を行っている方は非常に多いです。ただし、会費等かなりお金はかかりますが・・。
問題なのは、いずれにしても、中身が『お願い』営業になっていないかということです。もちろん謙虚に『お願いします』という姿勢は絶対必要です。そうではなくて、『自分の代わりになれる司法書士は日本中いない』営業がより重要ということ。以前(8月12日のコメント)にも申しましたが、登記だけで言うと、誰がやっても完了してくる登記簿は同じです。「相続登記します」「役員変更登記します」「安いですよ!」なんていくら言っても、「そんなの間に合ってるよ」がオチです。
これは司法書士に限ったことではありませんが、『システムを作った者が一番儲かる』ということ。そのシステムに乗っかって、後追いするときにはもうライバルだらけです。営業も考え方が間違ってしまうと、ただの『お願い』営業になります。そこにはシステムなど存在しません。モロ後追いです。
私はというと、競合他社との商品の差別化、そしてスピード感を持った提案。この2点に絞って営業しているつもりです。今、進行している企業法務に関する企画も、その営業が功を奏してきています。
なんて、エラそうなこと言っといても、実績はまだまだですが・・。